コラム

歯石除去(スケーリング)とおうちでのケア

前回、わんちゃんとねこちゃんの歯周病についてお話させてもらいました。

今回はその続きで歯石除去とおうちのケアについてお話させて頂きます(‘ω’)ノ

前回少しお話しましたが、歯石除去をするためには全身麻酔をかける必要があります。

歯石をとるために全身麻酔が必要なの?

と不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、

わんちゃん・ねこちゃんの場合、人間のように大人しく口を開けたまま長時間じっとしているということが困難です💦

歯石をとるためには、超音波の機械で歯石を粉砕したり、その後磨き上げの機械で研磨を行います。

抜歯が必要な場合は、専用の器具で引き抜いたり、状況によっては縫合をする必要があります。

その為に、動いたりするととても危険です。お互いの安心安全の為にも全身麻酔をかける必要があるのです。

歯石除去までの流れは?

1.まずは術前検査を行い、麻酔がかけられる全身状態なのかをチェックします。(検査になるので絶食が必要です。)

検査は血液検査やレントゲン検査になりますが、その子の年齢や既往歴、これまでの検査の結果を踏まえて検査項目は検討し、行います。

2.検査の結果、麻酔がOKと判断できる健康状態であれば歯石除去の予約をとってもらいます。他の手術などが入っていたりするとお受けできないので、予約はお電話か受付でお願いします。

3.歯石除去当日は、麻酔をかけるので絶食で朝9時~10時までには来院していただきます。

基本的には日帰りになりますで、夕方にお迎えになります。

麻酔をかけ、完全に眠った状態になってからスタートです。

超音波装置を使って歯石を除去し、その後ポリッシング(研磨)を行います。

歯石をとる前はぐらついているか分からなかった歯も、歯石でくっついている事もあります。

その場合は状況に応じて抜歯も行います。

処置が終わったら麻酔を切って、覚醒させます。覚める状況によってお迎えの時間なども検討しご連絡さしあげます。

帰宅後は麻酔処置後になりますので、ゆっくり過ごしてあげてください。

お水やごはんなどは、誤嚥する可能性もありますので、少量ずつ状況を見ながら与えるようにお願いします。

状況によっては当日は絶食でお願いする場合もあります。

歯石除去(スケーリング)はリセット処置である。

折角麻酔をかけて病院で綺麗にしても、おうちでのケアが疎かだとまたあっという間に歯石が付きます💦

病院での歯石除去でのリセットと、おうちでのデイリーケアを行うことでおうちの子の健康な歯をキープできるのです✨

ということで、次はおうちでのケアについて…

おうちの子に合うケアの方法を見つけよう!!

お口を触られるのを嫌がる子はとても多く、かつ日々の事になるのでなかなか難しいおうちでのデンタルケア。

メジャーな方法をいくつかご紹介させて頂きます。

歯ブラシでのケアがやはり直接歯垢除去できるので効果的な方法です。

ただこれが一番難易度他高い方法ではります💦

デンタルペーストは歯ブラシとセットで行うことが多いですが、ペースト単品で舐めさせるだけでも、口腔環境の維持や歯垢・歯石の付着を予防する効果も期待できます。

わんちゃん・ねこちゃんは口をすすぐことができません。そのため、人間用の歯磨き粉とは異なりますので注意してください!!

デンタルガムはおやつとしても与えやすい方法です。

ただ、硬いものになるので、歯が弱い子の場合、歯が欠けてしまったりする可能性や

丸飲みしてしまう危険性があるため、必ず飼い主様が見ている前で与えてください。

液体タイプでいつもの飲み水に混ぜておくだけ。

口臭の軽減などの効果が期待はされますが、あくまで補助的なケア方法になるので、効果を期待しすぎずサポート的に行ってください。

他にも、粉末状のサプリメントなどもございます。

市販品に関しては病院ではすべてのものを把握するのが困難です💦ケア用品に悩まれている際は一度ご相談ください☺

今回は、麻酔をかけての歯石除去(スケーリング)についてと、おうちでのデンタルケアについてお話させて頂きました。

歯周病予防で重要なのは、

おうちでのデイリーケアなんです!!

お互いに慣れるのも時間がかかります。少しずつ少しずつ無理のない程度に継続的に続けていくことが大切です✨

お口の健康維持で全身の健康維持へつなげましょう!!

長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました★

ご質問などありましたら、お気軽にご相談ください☺

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